オプション工事と経費

大きな倉庫を借りるというようなムダを省きました。大工さんの腕をフルに発揮してもらうために、建築現場での段取りの方法をシステム化し、大幅な工期短縮も実現することができました。従来では如坪の家が着工から完成まで5~6ヵ月かかっていたものを、およそ3カ月でつくれるようになったのです。
工期が短くなることがどうしてコストダウンにつながるのか?
一例を挙げれば、現場用の仮説トイレ、ゴミ、足場、鉄板など建築現場にはレンタルしているものが多いのです。工期が短くなれば当然そのレンタル期間も短くなり、レンタル料も減るというわけです。
〇[ムロ理的新発想の家ができた!
「安かろう悪かろうの家は絶対につくらない」そう決意して始まった「安くていい家をつくる会」の活動は「日本の住宅の価格を船%下げる」という運動に広がり、今では全国で300社が参加する組織になりました(2008年盤月現在)。
そして現在、「合理的新発想の家」と呼ぶにふさわしいものができたと確信しています。

安く仕入れた住宅設備や資材をできるだけ安く提供する、ムダな経費をかけない、価格の仕組みを明らかにする、などを行った結果、大手のハウスメーカーと比較すると、同じ品質の家で600万円も安く提供できるようになったのです。
これは、今までの住宅業界では当たり前であった3っの常識に挑戦し続けてきた結果です。その常識とは、
ー(オプション工事と経費が本体価格とは別途になっている
2^広告の坪単価と見積り価格が大きく違う
3~建築中の現場を一般公開しない
というものです。
私たちのつくる家は、今まで何度となくマスコミに取り上げられてきました。また同業の住宅のプロと呼ばれる人たちが、毎日のように見学に訪れます。「この家がこの金額でできるのか三三。オレは今までいったい何をやってきたのだろうか。一から出直しだ」これは、見学に訪れた大工さんが漏らした言葉です。
私たちが、商売のライバルでもある同業者にも現場を公開するのは、住宅価格を安くする運動をさらに広げたいからにほかなりません。

「でも自然宇治材の門家はムリでしよゝつごこご」
なぜですか?まったくそんなことはありません。自然素材だろうが家は家です。坪単価測万円を見ておけば十分におつりがきます。もちろん「自然素材の家」と一言でいっても、それこそピンからキリまであります。使用する建材は何百と種類があるのですから。今ここで私がいう「自然素材の家」とは、その中でも中間クラスのものだと思ってください。
それでは坪単価卸万円を切る中間クラスの「自然素材の家」をお見せしましょう。
その前に少し考えてみてください。「自然素材の家」と坪単価船万円台の一般的な家、いったい何が違うのでしょうか?
「自然素材の家」も一般的な家も構造的には何も変わりません。自然素材の家だからといって、基礎は鉄筋コシクリ兼トではなく自然石を置くなどということはありません。また、自然素材の家だからといって水道はすべて井一戸水で対応しているというわけではないのです。

任意売却

土地の賃貸料と出展料

窓私はそれを書かなければならないのです。それが私の使命だからです。「家づくりで後悔する人がひとりでも少なくなるように」私の願いはそれだけです。
〇ー{女くつくれるようになった理由の経費
住宅をっくる会社は大きく、ハウスメーカー、工務店、大工さんの3種類に分けることができます。この中で、それぞれがだいたいどのくらい経費(粗利益)を取っているのかということはあまり知られていないと思います。おおむねこのぐらいです。
ハウスメーカー船%工務店別%大工さん田%
工務店の場合、住宅をつくる費用をー00とすると、そのうち「材料費」や「職人の手間賃」などがを占めます。残りの船%が経費です。大手ハウスメカーの場合、この割合になります。

土地の賃貸料と出展料がかかります。その上、電気代、水道代、冷暖房代、テレビCMゃ新聞・雑誌を利用しての広告宣伝費、おしゃれな空間を演出するためのダイニングセットやソファ、カーペットにテーブルにベッドに、床の間のお飾りにキッチンのディスプレーにカーテンに観葉植物に三三もう書ききれないほどです。
そして、これらすべてのものを費やして建築したモデルハウスが悲しいかな、わずか5年ほどで壊されてしまうのです。
一方、工務店がかける広告宣伝費は、通常、工事費のー~3%。いうまでもないことですが、一般的に工務店は総合住宅展示場にモデルハウスを出展していませんし、高級スーツを身にまとった高給取りの営業マンを抱えているわけでもありません。ゴールデンタイムに有名芸能人を使ったテレビCMを流すこともありませんし、豪華な写百六集のようなパンフレットもっくりません。だから経費を加%に抑えても会社を経営できるというわけです。
逆にいえば、お客様からいただく大切な建築費の別%を「良い材料」を仕入れたり、「腕のいい職人」を雇うことに使うことができているということです。そうすれば家の品質というものは黙っていても上がるのです。いい材料といい職人が揃うのですから当然ですね。

この時点で大手ハウスメーカーとはすでに加%もの金額差があります。それが2000万円の家なら400万円もの差となって、住宅ローンの返済に跳ね返ってくるのです。
〇上女くつくれるようになった理由流通形態の変化それでは家を安くっくれるもうひとっの理由、流通形態について考えてみましょう。一般的な工務店というのは、昔ながらの仕入れ方法、仕組みを使っています。これに対してコストダウンを研究している工務店というのは、資材の仕入れ方法、流通経路などがまったく違うのです。次ページの表をご覧ください。一目瞭然です。
私たちは、メーカーと直接交渉しています。流通経路も従来と比較するととても短くなっています。部材を購入するとき、そこに携わる人が多ければ多いほど、金額は上がっていきます。
その中間マージンをカットすることでゝュニットバス、システムキッチン、アルミサッシなどの資材のほとんどを、定価の半値以下で仕入れることができるのです。他にも細かいことを挙げればキリがありませんが、たとえばー年に2、3度しか使わない。

工務店は家を安くつくれるようになった

この広告は私が、2000年…月に地元、長野県諏訪地方のタウン誌に掲載したものです。住宅業界では、きわめて問題があるといわれた広告でした。なぜなら、住宅業界の悪しき習慣を赤裸々に明かしてしまった広告だったからです。
私はコテンパンに叩かれました。妻は買い物に行くとき、マスクとメガネが必需品になりました。いえ、花粉症だからではあ
りません。人目を避けるためです。
私の会社も犬ピンチ。実は先日、当社の新築物件を引き渡したとき、偶然お隣のご夫婦の会話が聞こえてきました。
「同じ大きさで同じような設備がっいている家なのに、どうしてうちのほうがお隣さんより600万円も高いのよ…」
「そんなことオレにいったって仕方ないだろ。そもそ整、おまえが『ハウスメでカーの家がいい』といったんじゃないか!」
「あなたが『家はやっぱりプランドだ麦』なんていうからよ!」
奥さんは、エプロンをしぼって悔し涙を浮かべていました。
作り話だと思いますか?
私は作り話が好きではありません。本当のことしかいいません。数年前までは、建築費のことで夫婦がもめる話など聞いたことがありませんでした。
ところが、なぜ今になって住出毛の建築費に関して由家庭内でのもめ」とが増えてきたのか。

心だね」ということになり、金額よりも会社のブランド(名前)で決めてしまいます。そして三…プランド住宅が完成します。※ハウスメーカー〟モデルハウスを持ち全国的に営業活動をしている会社
※フランチャイズ”販売や施工のノウハウを持っ組織に加入し経営している会社※工務店”地域に根ざした住宅専門会社
ハウスメーカーの建てた家と、工務店が建てた家、実は外見はそれほど変わりません。しかし「金額は?」と聞くと、鶯くほどの差があります。
「そりゃ一流会社とその辺の工務店の家ではー00万円や200万円の価格差はあるさ。信用や保証がまったく違うだろう?」多くの方がこのように話します。
「信用と安心」のために200万円程度を〝掛け捨ての保険料〟と考えるならば、それも悪くないかもしれません。しかし、もしもその金額の差が600万~ー000万円だとしたらどうでしょうか。
仮に同じ大きさの家の価格差が600万円だとしましょう。その600万円を借りるか借りないかで、船年ローンで月々の返済が3万3000円も違います(固定金利3.0%の場合)。

憂なぜ工務店は家を安くつくれるようになったのか高級料亭や老舗菓子屋までもが賞味期限の改ざんを行ったり、産地の偽装を行ったり三三すでに皆さんの中にも、「高いものはいいものだ」「ブランド物は安全だ」などといゝつ信仰はなくなりつつあるかもしれません。
たとえば、ユニクロのっくる衣類はデザインも縫製も素晴らしいですし、安いからといって品質が悪いなどということはまったくありません。
住宅の価格にも同じことがいえるのです。「安くてもいい家はできる。いや、必ずっくる」そう決意し、私は死に物狂いでコストダウンに取り組みました。それが、「住宅のコストを安くする」という活動に広がり、「安くていい家をつくる会」が生まれました。